春の読書。

島尾敏雄を知ったのは、小栗康平監督の「死の棘」という映画作品から。
うっすら興味を持ちながら、週刊誌の書評を読んで、書店にて。
迂闊だった気もする。
ものすごいエネルギーで書き綴られた評伝。
梯久美子さんのエネルギーなのか、それを書かせた島尾夫妻のエネルギーなのか、
奄美大島の強い太陽と、死の淵が見えるような美しい海。
長い時間をかけて読みながら、島尾敏雄と島尾ミホの関係にのまれてしまった‥‥‥。
えらいもの読み始めちゃったと言う感じ。具合が悪くなるほど。

奇しくも、この夏に、島尾ミホ著書の「海辺の生と死」を満島ひかりさんが主演の映画作品が公開となる。
女優を表現するときに巫女的なとかなんとかっていうのは、あまり好きではないのだけど。
信じたことに対して、全身全霊を投げ出すように存在する印象の満島ひかりさん。
彼女の演者としてのあり方は物語に似合う気がしすぎて見るのが怖い。

いや、見る。見るけどさ。

そうそう、満島真之介君とご一緒した、ロジャー・パルバース監督作品「STAR SAND 星砂物語」という作品も夏に公開しますので、どうぞよろしくお願いします。

東京の夏が来る前に、奄美へ行きたい。

映画「海辺の生と死」2017年 7月29日 公開 @テアトル新宿他
映画「STAR SAND 星砂物語」2017年 8月公開予定

島尾敏雄の『死の棘』に登場する愛人「あいつ」の 正体とは。日記の残骸に読み取れた言葉とは。 ミホの「『死の棘』の妻の場合」が未完成の理由は。そして本当に狂っていたのは妻か夫か──。未発表原稿や日記等の新資料によって不朽の

情報源: 梯久美子 『狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ―』 | 新潮社

春の読書。」への1件のフィードバック

  1. fumi-sun

    あー。そういえばずっと前に、
    奄美に行った時のことを書いた
    ブログがあったような気がします。

    あってらっしゃい。ケンムンに。

    返信

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