まいにち。

ふわっとやってきた、日々の隙間。
あったかい強風が吹いて、冬が過ぎていく。
天気予報は、また寒くなりますよ、と言っている。
木の芽時には少しまだ早いのだからと、自分のいる場所を確かめる。

まいにち、まいにち。
今の部屋は、小鳥のさえずりがよく聴こえる。
小さなベランダにある木の実とも言えないような小さな実を食べ尽くされても、朝に小鳥のさえずりが聴こえてくる今の部屋が気に入っている。

毎日の中、一分一秒の中にある出来事が言葉に届かず身体の中に溜まっていく。
生きている時間の中に、大事じゃない瞬間なんか、あるのだろうか。
過ごした時間の全部は持っていけないってだろうって、わかっている。
だからきっと、今、この時を、お皿を舐めるように過ごしてしまうんだろう。
意地汚いだけか。それはやっぱし恥ずかしいから、それを少し言葉にしてみる。
もう、すんだというふうに。
まあ、今がすんだら、明日へいかないとなりません。

ひさしぶりにゆっくりと台所にたつ。
明日の朝食と、今夜の食事を仕込む。
帰りがけに、パン屋さんで自分の食べたい厚さにパンを切ってもらった。
食べたい厚さ。なんてのが、あるって今日が嬉しい。
首尾よく無駄なく買い物ができ、家にある食材を無駄にせず。おもわず明後日ぐらいまでの下準備ができた。
そんな日は、ニヤニヤしながらお風呂に入って、取り替えたばかりのシーツの上でダラダラしている老猫を撫でながら眠る。

生きている時間の中に、大事じゃない瞬間なんか、あるのだろうか。


義理の妹のスニーカーが軽快そうで、思わずお揃いにさせてもらう。スウェーデンの & Other Stories とても履きやすく、甘過ぎずお気に入り。

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