カテゴリー別アーカイブ: 映画鑑賞

映画鑑賞 3月 2019年

久しぶりに映画館へ。
見たかった作品へ。

苦い銭
苦銭 Bitter Money
監督:ワン・ビン / Bing Wang / 王兵
上映日:2018年02月03日 / 製作国:香港フランス / 上映時間:163分

苦い銭= 苦労して稼いだお金という意味があるらしいです。
中国、出稼ぎ労働者の街・湖州のおかしくも愛おしい人間たち。14億が生きる国で名匠ワン・ビンが見つめた人生いろいろ。
出稼ぎ労働者が住民の80%を占める街・湖州で働く人々。14億が生きる巨大中国の片隅で、1元の金に一喜一憂する彼ら。

労働と賃金と、生きる幸せ。
そこが、全ての人にとって、イコールなることはあるのだろうか‥‥.。

映画館でみないと、だめだなこれ。
世界の見つめ方。ワンビン監督作品をみると、いつもそれを考える。

第73回ベネチア映画祭オリゾンティ部門脚本賞、ヒューマンライツ賞受賞作。
2016年・第17回東京フィルメックスの特別招待作品。

ワン・ビン監督作品『苦い銭』。シアター・イメージフォーラムほか全国ロードショー中。

情報源: 解説 | 映画『苦い銭』公式サイト

スリー・ビルボード
監督/脚本/製作 : マーティン・マクドナー
プロデューサー : グラハム・ブロードベント プロデューサー : ピート・チャーニン
撮影監督 : ベン・デイビス 編集 : ジョン・グレゴリー
音楽 : カーター・バーウェル 衣装 : メリッサ・トス 美術 : インバル・ワインバーグ

なんだか、本当に、すごい。
オスカーの行方はどうなるんだろう。
しかし、そんなこたどうでもいいから、劇場へ。

2017年・第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、同年のトロント国際映画祭でも最高賞にあたる観客賞受賞作品。
2017年・第30回東京国際映画祭、特別招待作品。

映画鑑賞 「彼の見つめる先に」


彼の見つめる先に」 Hoje Eu Quero Voltar Sozinho
監督・脚本・製作ダニエル・ヒベイロ
ブラジル/2014年/96分
配給 デジタルSKIPステーション、アーク・フィルムズ

初めて好きな人ができた時、その人のことを考えながら、
私は自分ってのを、よくよく知ろうとしたきがする。
自分の部屋以外の世界を知りたくなったように思う。
主人公は、視覚障害者で、未成年で、同性愛者。
そんなフレーズが、この作品のだいたいのトピックスになってしまいそうだけど。
そこだけではない、彼らを見つめる目線はとても愛情深い。
とても素直な青春映画に心がふわっとなりました。

現実の世界は、そんなに親切ではないかもしてないけれど、
そうあって欲しいし、その一部のとして、そうありたいなと思う。

少年が自分の中に芽生えた衝動を感じていく様子がとても瑞々しい。
自分のその頃を思ったり、母のような気持ちなったり、親友のような気持ちになったり。
優しい友情と恋の物語。

音を感じたら、足を自由に動かして。
僕が君にかけた電話の着信音を聴いて君がダンスするんだ。
なんて、可愛い台詞なんだろう。(ちょと足したけど)

好きな人からの電話の着信音、それが、なったら、そりゃ、踊っちゃう。
そんでもって、心臓が嬉しさで爆発しそうになりながら、もしもし? て。
そんで、ああ、私、この人のこと好きなんだなって、また思うな。

ブラジル映画は性描写が日本よりも大胆なように思います。
そりゃ情熱の国ですものね。

映画『彼の見つめる先に』公式サイト 3月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開!!

情報源: 映画『彼の見つめる先に』公式サイト

映画鑑賞、中距離走。

コツコツと働いたり、風邪をひいたりしています。


「相親相愛/Love Education」
監督:シルヴィア・チャン
Director: Sylvia CHANG
中国、台湾/2017/120分

母の死を看取った娘は、母を父と同じ墓に入れるため田舎にある父の墓を移そうとするが、父の最初の妻に抵抗され、大きな波紋を巻き起こしてゆく。シルヴィア・チャンが監督・主演を兼ね、現代の中国を舞台に3世代の女性を描く。釜山映画祭クロージング作品。(filmex 公式サイトから)


「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」
Director: Legend of the Demon Cat/ 妖貓傳
監督:チェン・カイコー
Chen Kaige 陳 凱歌
中国、日本 /2017/ 132分
製作:椿宜和
製作総指揮:角川歴彦、チャオ・ファーイー、アルバート・ヤン
原作:夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』
脚本:チェン・カイコー、ワン・フイリン
エグゼクティブ・プロデューサー:高秀蘭、井上伸一郎、アルバート・リー
プロデューサー:チェン・ホン
なんともエンターテイメントで、少しビビる。


「3度目の殺人」
The Third Murder 第三度殺人
監督:是枝裕和
Director: Kazuhiro Koreeda
日本/2017/124分


「無限の住人」
Blade of the Immortal 無限之住人
監督:三池崇史
Director: Takashi Miike
配給: ワーナー・ブラザース映画
日本/2017/40分


「朴烈 植民地からのアナキスト」
Anarchist from the Colony 逆權車伕
監督:イ・ジュンイク
Director: LEE Joon-ik
韓国/2017年/128分

京都 みなみ会館


京都みなみ会館。
去年の暮れに、尾関さんから、2018年3月31日をもって閉館とのお知らせをうけました。

諏訪敦彦監督作品「M/OTHER」 の上映時、ひとりで舞台挨拶に伺ってから、なん年がたったのでしょうか。

2013年5月4日。黄金週間の最中、
人生で初めて、(最初で最後かな?)
《映画女優・渡辺真起子ナイト》を開催していただきました。
生涯忘れられない、思い出深いひと時でした。

その節、おせわになりました方々へは感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございました。

ちょうど舞台挨拶で京都に集まっていた、
仲間の顔もみれたりなんかして幸いでした。

まだ、ちょこっと、ほんのちょこっと、猶予がるので、また西に行けたら寄ってみます。

閉館にあたり、いろんな思いがあります。
とても残念ですが、きっと前へ進むしかありません。

そして、3月の末日まで上映は続くのです。

この度は、デビット・リンチ監督作品「イレイザーヘッド」をスクリーンで初めてみました。
デジタルリマスター、とても綺麗でした。
いやぁ、気持ち悪かったです。

でもなんか、みれてよかったです。

西の皆様、または、西へお寄りの皆様、

この機会に、いろんな映画人の思いがこもった映画館で、
映画鑑賞をいかがでしょうか?

いろんな企画が目白押しです。
週末のオールナイトは甘酸っぱい様子。
いろいろな企てに、興味津々です。

映画鑑賞@第18回 東京フィルメックス

第18回 東京フィルメックス開催。
ワン・ビン 作品、めがけました。

ぼちぼち、拝見。


泳ぎすぎた夜
The Night I Swam
監督:五十嵐耕平、ダミアン・マニヴェル(IGARASHI Kohei, Damien MANIVEL)
日本 / 2017 / 79分
配給:コピアポア・フィルム、NOBO


『殺人者マルリナ』
Marlina the Murderer in Four Acts
Marlina Si Pembunuh Dalam Empat Babak
監督:モーリー・スリヤ(Mouly SURYA)
インドネシア、フランス、マレーシア、タイ / 2017 / 95分


『ジョニーは行方不明』
Missing Johnny / 強尼・凱克
監督:ホァン・シー(HUANG Xi)
台湾 / 2017 / 105分


『ファンさん』
Mrs. Fang / 方繡英
監督:ワン・ビン (WANG Bing)
香港、フランス、ドイツ / 2017 / 87分


『相愛相親』
Love Education / 相愛相親
監督:シルヴィア・チャン(Sylvia CHANG)
中国、台湾 / 2017 / 120分


『私はゾンビと歩いた!』
I walked with a Zombie / Vandou
監督:ジャック・ターナー (Jacques TOURNEUR)
アメリカ /1943年 / 68分

映画鑑賞、 あぁ、追いかけないと。

ダンケルク
@TOHOシネマズ渋谷
監督/脚本:クリストファー・ノーラン

オン・ザ・ミルキー・ロード
@日比谷シャンテ
監督:エミール・クストリッツァ

すごい。

全てが奇跡にむかっていく。全身全霊でそこへむかっていく。
エミールに恋をしまうじゃないか。
いつまでも世界は残酷で、無慈悲だ。
だけどさ、奇跡はあるのかもしれないな、
いや、きっと。

あるとしたら、あるとしたらだよ。
愛にむかっていった者の中に、きっと。
肩にとまった蝶々のような、ささやかさでさ。

モニカ・ベルッチの存在が、もうなんか奇跡。

同じ並びに、「ぼくらの亡命」の主演、須森隆文君がいて、
終盤に向けて気のせいか鼻をすすっていたような気がして、
須森的すぎて、気になりすぎた。
もう。

それにしたって、映画をみたなって満たされた。

エミール!!

10/21 から、有楽町 新宿の角川シネマに上映が引き継がれるようです。
お見逃しの方は是非。

映画試写室から「月夜釜合戦」


(c)「月夜釜合戦」製作委員会

@TCC 国映試写室

「月夜釜合戦」
監督:佐藤零郎
プロデューサー:梶井洋志/撮影:小田切瑞穂/宣伝:山崎紀子
スタッフ:堀理雄、五味聖子、中村葉子、栗原良介、佐野彰則

出演:川瀬陽太 太田直里、門戸紡、中沢和昭、福井大騎 渋川清彦 カズ 西山真来

2017年12月 大阪 シネ・ヌーボ 他、全国順次公開予定 !

シュッとすられるマッチの炎。
ボウっと、ちいさく赤く燃えていた。
小さな火種が、大きく広がっていき、
たくさんの人たちの心の中に、小さな熱い火をつけますように。

フレームの中、河原にすくっとたっていた赤いスカートの女の存在が、ちいさな、その炎のようだった。

16mmフィルムのなかで繰り広げられる、テンヤワンヤな物語。
フィルムは、そこにいた、あのおっちゃん、おばちゃん、にいちゃん、ねえちゃん、ちびっ子達の面影を、
おとぎ話のようなのだけれど、そこに在ったんだと、
喉を枯らして叫び声をあげながらフィルムに焼きつけているように思えた。

関東での公開はまだ決まっていませんが、公開を期待しています。

16mm劇映画「月夜釜合戦」 公式サイト
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「旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス」

旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス

この作品をみたのは2012年の東京国際映画祭。
その年は、参加作品の土屋豊監督作品「GFP BUNNY タリウム少女のプログラム」が日本映画・ある視点部門に出品されていました。
さて、それはそれ。

レイモン・ドゥパルドンの作品、今年、日本でやっと公開が始まります。

映画祭では仕事のスケジュールと、上映プログラムを、パズルのように組み合わせながら、見たい作品を絞っていきます。
東京国際映画祭では、たくさんの作品が公開されており、全ての作品をその時に全部見ることはできませんが、気になった作品をメモしておいたりして、日本の公開のタイミングや、海外に渡航した際に、いつか見たいと記憶に留めます。新人監督であったり、日本ではなかなか公開されない遠い国の作品だったりしても、その作り手が作り続けていたりすれば、その次の作品に出会える可能性があるようにも思っています。

演者として映画に関わっていることもありますが、
それにしても、なんで、そんなにしてまで、熱心に‥‥‥。と自分自身でもたまに思ったりして、考えます。

世界中の映画を見尽くすことがきないように、
世界は広くて、人に会うにも限界があるし、旅をし尽くすことはできない気がするし、いや、できないし。
でも、生まれてきたこの世界のことを知りたいなって思うわけです。
私は何故生まれてきたんだろうって思いと一緒に、答えが見つからなくても、誰かと、この世と、呼応したいという欲求で生きていけるように思うのです。
映画や、本屋、音楽や、なんやかんや、そんなものは、私にとって、とても大切な距離にあり、知りたい世界の一片に思えるのです。

レイモン・ドゥパルドン監督と、共同監督のクローディーヌ・ヌーガレ。妻であり自身の映像作品の製作・録音を担当してきた。
それぞれが見つめた世界が、見つめあった、時間を通して再構築され、紡がれる世界。
そこには、じっとじっと、世界を見つめていた人がいました。
そして、その人を見つめていた視線。

うまい言葉は見つかりませんが、東京国際映画祭で初めて観た時、
なんだなんだ、面白い面白い、って思ったのですが、言葉も足りない私には話す相手がいませんでした。
私が見つめたものを、上手に人に語ることができなくて、悔しかったように覚えています。

宣伝配給の方が、5年も前に私が書き留めた小さな言葉を覚えていてくださったのか、見つけてくださったのか、丁寧に上映のお知らせくださいました。

さて、これで、この作品と一緒に、仕事や、旅や、愛や、人生や、人間や、世界や、いろんなことを考えることができるかもしれません。
私も、劇場で見直したいと思っています。

合わせて監督の来日と、写真店、書籍の日本語訳の出版があるようです。

「彼の夢は、世界中を旅したフィルムのかけらで、一本の映画を作ること」フランスを代表する写真家による”ガイドブックには決して載らない”人生の旅行記

情報源: 映画『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』|9月9日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開!

特集上映
フランスのドキュメンタリー映画史の遺産と現在
会場:アンスティチュ・フランセ東京2F エスパス・イマージュ
(新宿区市谷船河原町15)
会期:9月1日(金)- 9月3日(日)
※9月1日は『旅する写真家』の特別上映あり
(ドゥパルドン監督ゲスト予定)
上映予定作品:
『Reporters』(1981年)
『アフリカ、痛みはいかがですか?』(1996年)
『Profils paysans : l’approche』(2001年)
『モダン・ライフ』(2008年)

写真展
DEPARDON / TOKYO 1964-2016
会場: シャネル・ネクサス・ホール
(中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階)
会期: 2017年9月1日(金)- 10月1日(日)
12:00 – 20:00 無休・無料
先の東京オリンピックが開催された1964年、世紀のイベントを取材するため、 一人の若者が初来日しました。後にフランスを代表する写真家となるレイモン・ドゥパルドンです。まだ駆け出しだった彼は、大いなる好奇心をもって競技場や人々にレンズを向けました。以来、たびたび東京の街を訪れ、ドゥパルドンならではの視点で写真におさめてきたのです。そして、2016年、ドゥパルドンは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をひかえたこの街を撮影するため、また日本を訪れました。彼は、「夢遊病の外国人が降り立って、撮った写真だと思ってほしい」と語っています。本展では、1964年以降のモノクロ作品とともに、今回撮り下ろしたカラー写真を併せて展示いたします。報道写真の名手がとらえた写真群には、私たちには気づくことのできない東京の姿が写し出されています。

書籍刊
『さすらい』日本版

レイモン・ドゥパルドン『さすらい』
(青山勝+国津洋子訳)2017年8月、赤々舎より刊行予定
(予価税込:2,160円)

※原著(Errance)は2000年に刊行され、単行本、文庫本あわせてフランスでの販売部数は累計61,000部に及ぶ。レイモン・ドゥパルドンの代表的著作のひとつ。

映画鑑賞「ブランカとギター弾き」

「ブランカとギター弾き」
監督: 長谷井宏紀

人の温もりを感じた。

作品が制作された経緯も興味深い。
是非、チェックしてほしいです。

既存の方法でなくとも、人がちゃんと繋がっていけば、こういうことがあるんだなって感心しきり。
監督のインタビューを見つけました
劇中歌がとても好き。

早くみないと、おわちゃうかも。 スクリーンで見た方がいいと思うなぁ。

映画鑑賞 7月


ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走
@ ヒューマントラストシネマ渋谷
監督:ニコラ・ブナム
原題:A fond
製作国:フランス
配給:ギャガ

夏休みっぽくいってみました。
なかなか、笑いました。


@ ル・シネマ
ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
監督:スティーブン・カンター
原題:Dancer
製作国:イギリス・アメリカ合作
配給:アップリンク、パルコ


@シネスイッチ銀座
ありがとうトニエルドマン
監督:マーレン・アーデ
原題:Toni Erdmann
製作国:ドイツ・オーストリア合作
配給:ビターズ・エンド
評判どうり。ものすごく、好きかも。


@シネスイッチ銀座
マンチェスター・バイザシー
原題:Manchester by the Sea
製作国:アメリカ
配給:ビターズ・エンド、パルコ

ちょい若手俳優(男)達が、いいですよ〜という。なるほど。


@渋谷HUMAXシネマ
メッセージ
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
原題:Arrival
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


美しい星
@渋谷HUMAXシネマ
監督:吉田大八
原作:三島由紀夫
製作国:日本
配給:ギャガ