台風の被害の大きさに、俯いてしまう。被害に遭われた方々の日常が少しでも早く取り戻されますように。
と、書きながら、ずっと、そういうことが続いていて、どうなっているんだよって思ってしまう。
そして、一気に秋が来て。
衣替えもしていなかったので、いきなり寒いし何を着ればいいのか‥‥。
夏から秋にかけてのこの時期は、眠くて仕方ない。
まあ、日頃から、いつでも眠い気もするんだけど。
季節の秋も深まり、人生の秋も深まっているのか、考え事も増えている昨今。
乗り切れるだろうか。
考えることは嫌いじゃないんだけど。
面白い、芝居を見た。
スェーデンの劇作家 ラーシュ・ノレーン「最後の晩餐」の日本初演であります。
元は7時間の戯曲を3時間35分に。
演出は上村聡史さん。
なかなかの熱量。
終わりかけの二つの夫婦の最後の晩餐。
魅了も技術も素晴らしい俳優たち。
劇場にポンと置かれた物語の。なんでもないように始まるのに、漂う緊張感、息苦しさ。
あるもん、ああいうこと。でも本当に嫌だよ、あんなの。
なんで、そんななっちゃうのさ。ねえ、お母さん。
てな、感じなわけですわ。
この戯曲、原作を読んでみたいのだけれど、日本語での出版はなくて残念。
しかし、面白かったな。
秋と考え事が深まっていく。
10月27日まで上演中です。